子ども・若者サポート「つがる・つながる」のサイトにたどり着いてくれたことを嬉しく思います。
「周りのみんなは学校へ行っているのに、自分だけ通えないなんて、ひょっとしてどこかおかしいのかも…」なんて考えていませんか?
いいえ、決してそんなことはありません。ただ、ちょっと、相性が合わなかっただけなんだと思います。
なぜ学校へ通えなくなったのかはよく覚えていないけれど、今では元気にやっているという不登校を経験した先輩(?)だってたくさんいます。でも、学校に通えないと困ることが多いのも確かかもしれませんね。
勉強が遅れてしまう。一緒に遊ぶ相手がいない。昼間に外を出歩いていても「学校は?」と聞かれてしまう。将来に対する不安だってきっと大きいことでしょう。
一度に全部を解決することはできないかもしれませんが、でも、何か少しぐらいなら私たちにお手伝いできることがあるかもしれません。
まずは今、自分の中で「やってみたい」とか「できるようになりたい」というものを考えてみてください。
その中に、誰か教えてくれる人や、一緒に付き合ってくれる人がいればできるかもしれないというものはないでしょうか。あれば私たちに一度、ぜひ相談してみてほしいなと思います。
私たちは学校へ復帰できるようになることを目標にはしていませんが、学校へ戻りたいという気持ちを否定もしません。学校に通っていてもいなくても、今、自分にできそうなことからまずはやってみよう、もしくは、ちょっとだけ背伸びをして「チャレンジ」してみようという気持ちを大切にしたいと考えています。
「なぜ、学校に行けなくなってしまったのだろう」ではなく、「このために不登校という経験が必要だったのかな」と思えるようになる日が来ることを心から願っています。